静岡高校合格者の声|大クラスの塾がとても苦手だったので、家庭教師を活用しました。
今回インタビューにお答えいただいたのは、どうしても塾に通うことができなかったという方。
家庭教師とのマンツーマン指導を活用することで、自分のペースで効率的に成績を上げていくことができたようです。
静岡高校です。
私が静岡高校を志望した理由はふたつあります。
ひとつめの理由は大学進学のためにも高校は進学校に進みたいという勉強面での希望です。
ふたつめの理由は、静岡高校が数少ない空手部がある公立高校だったからです。
静岡高校は静岡県内でもトップの進学校です。
勉強する環境としては勿論、文武両道をモットーとしており、部活動や文化活動にも力を入れている学校ですね。
勉強する習慣は備わっていましたが、要領が悪い受験生でした。
効率の良い勉強方法が分からず、かといって人に聞く事も苦手な引っ込み思案な学生でした。
家庭教師を活用したきっかけは、中学三年生の時の夏休みのことでした。
私は大クラスの塾がとても苦手でした。
たくさんの同年代の人間が狭い空間に同じ方向を向いて座っている空間にいることに耐えられませんでした。
夏休み前の学力テストの成績がふるわず、志望校合格が危ぶまれたこともあり、母の勧めで大手塾の夏期講習クラスにねじ込まれました。
しかし、夏期講習初日にあまりの人の多さに耐えきれず倒れてしまい夏期講習参加を断念せざるをえませんでした。
そこで、マンツーマンで効率よく勉強を教えてもらえる家庭教師を利用する事に決めました。
当時私は数学が大の苦手でした。
他の教科は安定して合格圏内の点数をとれるのですが、数学だけは判定B~Cをいったりきたりしていました。
家庭教師の先生に教えられたのが「数学は型さえ覚えてしまえば簡単だ」ということです。
夏の間は家庭教師の先生に見てもらいながら徹底的に数学の基礎の公式を利用する問題を中心に解いていきました。
特に図形の証明問題が嫌いだったので、最後は何十パターンかの回答を暗記するようにしていました。
暗記は得意だったのと、頭に解ける問題がいくつもあるというのは自信にも繋がり、回答の暗記はおおいに私の力になりました。
コツコツと地道に積み上げていく事の大切さを学ぶ事はもちろんですが、それと並行して自分の個性にあった自分自身の育て方を探していく事の必要性を感じました。
また、ひとつの目標があったとしたら、そこにたどり着くやり方は周りになんと言われてもどんなやり方を選んでも、最終的に目的地につけばいいのだと学びました。
塾に通うことのできなかった私でも志望校に合格できたことが、私の中でそうした考えの証明になったと思います。
1番苦手な数学は一般的に売られている問題集の中でも難易度中くらいのものをまず夏休み前半にやっていました。
夏休み後半から応用問題の問題集に手を出し始めました。
その頃には証明問題が苦手ということが家庭教師の先生にばれたので別枠で証明だけの先生オリジナルのプリントを解いていました。
その他の教科では一般的な進学校受験用の問題集を解いていました。
参考書は使っていません。
理科と社会は教科書を丸暗記するのが1番でしたね。
終わりの無いように思える受験勉強は大変だと思います。
自分だけなんでこんなに苦しんでいるのか分からなくて嫌になると思います。
私もそうでした。
懸命にがんばってもなかなか結果がでない…そんなときは勉強のやり方を一度考えてみてください。
塾が肌にあっていないのかもしれない…塾が勉強じゃなくてお喋りの場になっている…一人で勉強していても何から手をつけていいかが分からない…
そういう時はプロを頼ってみましょう。
自分に一番あったやり方を見つければどんどん結果が目に見えるようになります。
自分の将来のためのひとつのステップが受験です。
これだけで人生は決まらないけれど、自分の将来の選択肢を増やすチャンスだと思ってがんばってください。