藤枝順心高等学校に合格したケース|何が分からないかを分かるように指導しました
私立藤枝順心高等学校に合格した学生の、家庭教師の方にお話を伺いました。
ご自身も静岡県での高校受験を経験されたことから、そこで得たノウハウを共有しながら、
自分から学習することが苦手なお子さんを、どのように合格へ導いたかを教えていただきました。
藤枝順心高等学校です。
かつて女子高だったこともある高校ですが、規律がとてもしっかりしている学校です。
スポーツにとても強く、特にサッカーでは全国優勝するほどの有名な学校でもあります。
就職率・進学率共に良い高校であると知り、魅力を感じて受験しました。
自分からほとんど勉強をするような子ではなく、かったため、僕が家庭教師役として勉強を教えていましたがさほど出来ると言ったような子ではありませんでした。
学校で出される課題等はきちんとする子でしたが、それ以上の自主学習になるとほとんどやらないと言ったような状態でした。
初めての受験という事もあり、やらなくてもなんとかなってしまうだろうという気持ちが強かったのかなぁと感じました。
自らすすんで勉強するタイプの子ではなかったので、ご両親が不安に思い、相談いただきました。
「自分では何を始めればいいかも分からない」と言っていたようだったので、勉強する習慣をつけるためのきっかけとして始められました。
教える側としての苦労は、自分で勉強をさほどしてない子は何が分からないのかが把握しにくかったことです。
本人も、何が理解して何を理解していないかを把握しきれていなかったので、まずそれを分からせるのが少し大変でした。
自分も静岡の高校を受験した際に経験しましたが、受験する側の気持ちとしては分かったふりをしてしまうことがあります。
しっかり理解できてないのに、その場はなんとなくわかった気になってしまうのが、受験を乗り越えるのに大きな障害となってしまいます。
やはり何をすればいいか、今何をすべきかという事を考える力も同時についてくるような気がします。
ただやるだけでは何も起こらない、という事も分かると思います。
自分の受験時もそうでしたが、私立高校の受験であればその学校の傾向をよんで対策をたてます。
どこが出るのか、どういった形式なのかを把握しなければ勝てません。
公立高校受験であれば、ある程度基礎が固まってればどこも同じ問題であるため、学校の教材で十分だと思います。
目標、これがなければまず勉強を継続してする事はできません。何のためにやってるのかわからなくなってしまいますからね。
そして、やった気になる、これもよくない事です。理解して初めてやった甲斐があるのです。
受験をする人達は、勉強したくないなと思うかもしれません。それは皆同じです。
そこで頑張れる人は、これからの人生での要所要所で頑張る事が出来る人だと思います。
皆さんは今やるべき事は目標に向かって頑張る事です。
必ずマイナスにはなりません。なので後悔しないよう全力を尽くして頑張って下さい。
やらずに後悔よりやって後悔です。皆様の健闘を祈ります。