学校行事で忙しい秋!効率よく勉強をするコツ
学校において秋、2学期と言えば運動会や文化祭などが多く開かれる忙しい時期です。
しかし定期考査、実力テストなどはしっかりとありますし、それぞれの科目では重要な単元の
学習が行われる時期でもあります。
そこでここでは学校行事などで忙しくなる秋に効率よく勉強をするコツを紹介していきます。
▼目次
忙しいと言い訳をしたくなる時期
学校行事は言い訳にしやすい
生徒の中で勉強が大好き、という生徒は一部しかいません。
多くの生徒は「受験のため」「将来のため」「やれと言われているから」といった理由で勉強をしています。
そんなときに運動会や文化祭の準備、練習というのは勉強をしない言い訳にしやすいのです。
「運動会の練習をしていたから遅くなった、疲れた」
「文化祭の準備でクラスみんなが残っているから自分も遅くなる」
と言われると先生や保護者としても聞かざるを得ないような雰囲気があります。
学校行事が多い時期はこれらの言い訳がしやすくなるのです。
一番大事なのは時間の使い方
忙しい秋の時期でもすべてをうまくこなしている生徒は実際にいます。
塾や家庭教師を休まずにこなしている、模試なども受けに行っている、宿題も忘れないそれでいて睡眠時間は確保しているし、好きなテレビは見ている、ゲームもしている、映画を見に行ったりもしているという生徒がいるのです。
忙しいから疲れた、といって家で寝ている生徒と何が違うのでしょうか?
これは単純に「時間の使い方」です。
時間をうまく使う生徒は「ダラダラしている」「何をしているかわからないまま過ごす」ということがありません。
しなければならないこと、したいことを次々と済ませていくので結果的に多くのことができているのです。
学校行事などでやることが増えても、すぐに時間の使い方の計画を修正してこなしていきます。
勉強ができるタイプに多いのがこの時間の使い方がうまい生徒なのです。
時間の使い方を教えるのは勉強を教えるより難しい
保護者や家庭教師、塾の先生は勉強を教えることはそれほど難しいことではありません。
しかし時間を効率よく使うということを教えるのは非常に難しいことです。
うまく時間を使えない生徒は気が付けばゴロゴロしている、ゲームをしている、スマホをいじっているという状態になります。
結局寝るまでに何をしたか、と言われてもはっきりと何も出てこないのです。
中学受験、高校受験、大学受験とこなしていくには時間の使い方はもっとも重要なものになります。
時間をうまく使えない生徒にはまず「一日の計画」から立てさせてその通り実行させていくということから始めていく必要があります。
時間をうまく使えるようになってくれば保護者や先生の負担は大きく減りますし、勉強の効率は大きく上がっていきます。
受験を強く意識する秋
模試を必ず受けるようにしよう
秋になると公開模試が活発に行われるようになっていきます。
これは必ず受けるようにしましょう。
こういった模試には色々な意味合いがあります。
偏差値や得点などで自分の位置を知るということ、合格判定を受けること、自分の苦手教科、得意教科を知ること、科目の中でも苦手な分野を知るということができるのが模試なのです。
特に生徒自身が思っている「得意」「苦手」は必ずしも点数と一致しないことがあります。
自分では得意と思っているがそれほど点数が取れないということはよくあるのです。
そこで模試を受けて苦手や得意をはっきりさせて、得点できていない分野を勉強することで効率よく点数を上げていくことができるのです。
生徒は好きに勉強をさせていると「自分がしやすい教科」「得意と思っている教科」を勉強していきます。
苦手としている教科、嫌いな教科はやらないのです。
その結果、苦手なものはますます苦手になっていきます。
模試の結果を見ながら苦手としている部分を細かく指摘することで学力の底上げが期待できます。
周囲を気にしながらも意識しすぎないように
秋ごろになると周囲も受験モードに入ってくるために生徒によって色々な反応が出てきます。
気にしすぎる生徒は変に焦ってしまって力が発揮できなくなってしまうこともあります。
こういった生徒には「自分は自分」ということを言って聞かせましょう。
周囲のことは気にしなくても良いと指導するのです。
逆に周囲が受験モードに入っているのにまったくスイッチが入らない生徒もいます。
こういった生徒には模試の結果、小テストの結果、定期考査の結果などを見せて、はっきりと受験を意識させていかなくてはいけません。
「ほどよい緊張感」がもっとも力を発揮できる状態なのです。
まとめ
秋という時期は生徒にとって、受験生にとって非常に重要な時期です。
学校ではさまざまな行事が行われるために忙しい時期ではありますが、それはどの生徒も同じです。
うまく時間を使うことで忙しく、大事な時期を乗り切っていきましょう。