静岡県立清流館高校に合格したケース|受験直前の苦手科目対策を集中的に行いました。
今回お話を伺ったのは、静岡県立清流館高等学校に合格した生徒を教えていた家庭教師の方です。
試験直前の苦手科目対策として、家庭教師を依頼されたそうです。
ついつい後回しにしたくなる苦手科目の勉強、一体どのようにして勉強をすすめられたのでしょうか?
静岡県立清流館高等学校です。
志望理由としては、自宅から一番近い公立学校が良いという点と、制服の可愛さで決めたようです。
清流館高校は、平成26年に大井川高校と吉田高校が合併して出来た高校で、普通科と福祉科があります。
普通科は就職から4年制大学までサポートしていて、大学進学希望者を中心に2年生から特進科を設置し、各々のレベルに合った指導方針をしている学校です。
合併後に制服が変わったのですが、その制服が可愛いと人気のようです。
英語については元々塾に通っていたこともあり、かなり優秀でした。
それ以外の教科(特に理数系)は苦手な子で、嫌いな事はやらないというはっきりした性格の子でした。
目的の為には努力を惜しまず、負けず嫌いな一面も持っている子でした。
受験は5科目あるので、本来であれば、どの教科も平均的に点をのばす事が重要になってきます。
しかし、私が教え始めたのが受験まで残り2ヵ月と、かなり押し迫っていたタイミングでした。そのため、苦手な理科と数学のみを集中的にやりました。
苦手な科目は、それに取り掛かると勉強意欲そのものが無くなりがちなので、そうならない為に他の勉強をある程度終わらせてから、苦手科目を徹底的にやり込みました。
英語が得意な子でしたが、数学と理科は自分だけではなかなか理解できず、受験までに克服したいとの事で依頼されました。
受験勉強を独学でやる場合、どうしても苦手科目を後回しにしがちなので、そこを優先的に勉強する為に家庭教師を利用するのは良い手だと思いました。
受験勉強は苦しかったようです。
受験前、苦手科目を集中的にやったおかげで、本人も理科と数学の楽しさを学んだようで、高校へ行ってからもしっかりと勉強出来ているようです。
学期末のテストでは学年で3番になったととても喜んでいました。
主に使用したのは「高校入試実力メキメキ合格ノートシリーズ」です。
この本はとても分かりやすくまとまっていてテキストも面白いので、そこで得た知識をノート編に書き込む事により効率良く覚える事が出来ると思います。
数学には「くもんの中学数学の総復習」を使い、基礎をしっかり理解できるようにしました。
行きたい高校のレベルと学力により勉強方法も変わってくるのは当然ですが、実際に教える立場として感じたことは、「長い時間ずっと勉強するのではなく、短時間で集中的にやったほうが覚えが良い」という事です。
時間を上手く使い、勉強と休息をバランス良く行う事が大切だと思います。
しっかり計画を立てメリハリを持って、勉強を頑張ってほしいと思います。