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効率的に学習するために!上手な休憩の取り方

勉強をしていく際にとにかくぶっ通しで勉強をしていれば良いということではありません。
ただただ勉強をしているだけだと集中力は低下してきますし、決して効率よくは勉強できません。
そこでここでは効率の良い勉強のための上手な休憩の取り方について紹介していきたいと思います。

▼目次

なぜ休憩が必要なのか

人の集中力はそれほど続かない

例えば5時間あったときに5時間をぶっ通しで勉強をするよりも、休憩を挟みながら実質3~4時間を勉強をした方が効率が上がると言われています。
それは人の集中力がそれほど続くものではないからです。

人が本当に集中して物事に取り組めるのは15分、ある程度の集中力が持続するのが1時間程度と言われています。
つまりそれ以上を続けて勉強していてはただただ集中力が下がり続けるということになるのです。

人は自分が本当に好きなもの、遊びや趣味であれば時間を忘れて没頭することができますが、そうでないもの、勉強や仕事(例外はありますが)に関しては集中が続かないということが一般的なのです。
そこで適宜、休憩を挟んでリフレッシュすることで、再び集中できるという状態を作り上げるのです。

行き詰っている状態を脱却する

数学などで解き方がわからずに手が止まってしまうことがあります。
その状態のままとにかく悩んでいても解き方は閃かないことが多く、答えは出ません。
そうして固まってしまった状態から抜け出すために休憩を挟むという方法があります。

思考状態を一度緩めることで、改めて違った観点から考えることができるようにするのです。
理科や数学などの閃きが必要な科目では特に有効的な方法です。
連続して勉強している状態だと解き方や考え方がパターン化してくるために、違う考え方ができるというのは大きなメリットとなるのです。

集中している時間と休憩を曖昧にさせない

勉強をしていく際に一番いけないことは勉強と休憩のラインが曖昧なことです。

中高生がやりがちなこととして、このような状態があります。

  • ・音楽を聴きながら勉強をしている
  • ・スマホが手元にあって断続的にスマホを操作しながら勉強している
  • ・時間を決めるなどのメリハリがないために惰性で勉強している

こうした状態は集中して勉強するべき時間と、リラックスする休憩時間の境目が曖昧になってしまっているために、勉強の効果は低下し、休憩効果を得ることができないという中途半端な状態を作り出してしまうことになります。

勉強しているのに成果が出ないという学生はこういった状態になっていないかどうかの注意が必要です。
しっかりと休憩時間を作って、そこで休むことでこの曖昧な時間を作らないようにしましょう。

休憩の時間や場所などの紹介

休憩時間の目安とは

どれくらい休憩時間を取ればよいのかがわからないということがあるかもしれません。
休憩時間は長すぎても短すぎても良くはないのです。
もっとも簡単な目安は「10~15分」です。

学校で授業時間が45~50分、休憩時間が10~15分あるというのは非常に理にかなっているのです。
これ以上休憩時間が長くなってしまうと完全に集中力が途切れてしまうために、次に動き出すときにかなりのエネルギーを必要とすることになります。
ここからもう一度集中力を高めていくのは効率が良いとは言えません。
完全にoffモードにしてしまうのは良くないのです。

かといってこれよりも短いと休憩した意味があまりありません。
脳や体が休まる暇がないまま次の作業に突入するために休憩効果が発生しないのです。
そのため休憩時間は10~15分くらいが良いとされているのです。

休憩時間にすることとは

れは基本的に自由です。その人によってリラックスできる方法は違っています。

よくある方法としては、

  • ・外の空気を吸いに散歩しに行く
  • ・好きな音楽を聴く
  • ・仮眠する

といったものがあります。

特に仮眠は大きな休憩効果があるとされています
10~15分程度仮眠することで低下していた集中力を一気に回復させることができるとされています。
これ以上寝すぎてしまうとただ眠気が残るだけになるのでおすすめはしません。
すぐに眠れないという人でも目を閉じて何も考えないでいるだけでも脳と体と目を休めることができます。

休憩場所としてふさわしいのは

屋内で勉強をしていて休憩するのに良いのは「外」です。
勉強をしているときは同じ姿勢でいることが多く、血行も悪くなっています。
そんなときに休憩時間に外に出て、新鮮な空気を吸って体を軽く動かすと高いリフレッシュ効果を得ることができます。

外に出づらいという状況でも軽いストレッチをしたり体を伸ばしたりするだけでも効果はありますので心掛けておきましょう。

まとめ

勉強はただ長く続けてやれば良いというものではありません。
休憩しすぎも良くはありませんが、適切に休憩することは効率よく勉強していくためには非常に重要なことなのです。