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受験対策 年間スケジュールの組み方

受験勉強はいつから始めるべきか、年間のスケジュールはどうして組んでいくのか、ということは高校受験をする際に知っておくと有利になる情報です。
そこでここでは受験勉強に対しての進め方、スケジュールの組み方 について紹介していきたいと思います。

▼ 目次

生徒によって違うスケジュールの組み方

その生徒に合ったスケジュールを組む

受験に向けてスケジュールを組むといっても全員が同じやり方では組めません。
例えばクラブ活動についても、「行っているが中3の夏前に引退した」「夏の大会に勝ち進んでいく強豪だったので8月終盤まで行った」
「吹奏楽部などで秋から冬まで引退が伸びた」「そもそもクラブには入っていない」と様々です。

このクラブ活動の動き次第では塾の夏期講習に参加できるかどうか、本格的な受験勉強をスタートできるかどうかが違ってきます。

まず自分がどのような状態なのか、いつから受験勉強に本腰を入れることができるのかを把握して、それからスケジュールを組んでいきましょう。

毎日少しずつでも勉強する習慣が何より重要

まだ受験はだいぶ先だから、まだクラブを引退していないからということを言い訳にして勉強に手をつけていない生徒は勉強を本格的に始めるのが遅くなるだけでなく、加速もなかなかつきません。

クラブをしながらでも毎日30分、1時間の勉強をする。これだけでも学力の基礎部分がまったく違うものになります。

理科や社会の問題集の基礎問題、教科書準拠ワーク、それらを毎日時間を決めて行う。これが計画的な勉強の基本となります。

英語・数学・国語について

何か大きく区切り、きっかけがないと勉強に踏み切れないという生徒もいます。そういった生徒が勉強を始めやすいきっかけ、タイミングを紹介しておきます。

「中2から中3になる春休み」
塾や家庭教師などでは新中3に向けて準備講座や春期講習が行われる時期です。大きな区切りになりますので、勉強を始めやすいタイミングとなります。

「中3の夏休み」
夏休み前にクラブを引退する生徒が多く、ここから本格的に勉強を始めるという生徒が多くいます。今までそれほど勉強していなかった生徒はこの夏から秋にかけて急激に成績を伸ばすことがあります。精神的な面からも勉強を始めやすいタイミングとなります。ここも塾や家庭教師では夏期講習が行われますので、この
時期からそれらを開始する生徒も多くなります。

科目ごとのスケジュールの組み方

英語・数学・国語について

「英語」
重要な単元は中3の夏までにすべて終了します。そのため中3の秋までに一通りの復習を済ませることが重要です。秋以降は弱い単元の復習および長文問題の対策を行っていく必要があります。

冬休みくらいには過去問の長文をある程度取り組めるところまでもっていきましょう。

「数学」
数学は学校の進度に注意しなければいけません。学校によっては重要な単元である「三平方の定理」がかなり遅い時期に学習される可能性があるからです。
連立方程式や二次関数などのメインとなる単元は中2で終了していますので、中3の夏までにはそれらの復習を終え、学校の進度が遅いようであれば塾や家庭教師を通じて「三平方の定理」の予習を行っておくのが理想です。

「国語」
勉強をはじめてからもっとも効果が実感できなくて、成果が出るまで時間がかかるのが国語です。物語文、評論文の正しい解き方を理解して繰り返し解く。
すぐにはできるようになる実感はないかもしれませんが、地道に取り組んでいると数か月後には少しずつ解けるようになっていくという教科です。
また、漢字やことわざ、四字熟語は頻出となっています。しっかりと取り組んで取りこぼしがないようにしていきましょう。

理科・社会について

「理科」
暗記しなければいけない内容が多いために、受験ギリギリの時期になって慌ててもとても覚えきれません。理想は中1、中2それぞれの段階で暗記内容に関しては地道に復習をしていると中3の時期に驚くほど楽になります。問題集の応用問題などは受験直前で構わないので、基礎問題や暗記事項を中3の夏までに仕上げておきましょう。

「社会」
地理、歴史、公民とありますが、最近ではそれらが独立して出題されるのではなく、混合された形式で出題されることが多くなっています。
そのため「地名や人名を暗記していなければ解けない」だけでなく、「地名や人名だけを知っていても解けない」という形式になってきているのです。
まず、基礎問題や確認問題、一問一答などでしっかりと暗記事項を覚えていきます。

その知識を利用して問題を解くということに慣れていくということがポイントとなります。

まとめ

受験勉強は直前になって計画もなく始めても成果は出ません。自分のスケジュールをまず把握して、計画を組んでいかなければいけないのです。
面倒なようですが、実際には計画を組んでしまった方が動きやすいという生徒が多くいます。

まずは自分の勉強スケジュールを組んでみましょう。