[家庭教師インタビュー]家庭教師を選ぶ際のポイントは先生との相性と受験情報への詳しさ | 静岡の家庭教師アズネット

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[家庭教師インタビュー]家庭教師を選ぶ際のポイントは先生との相性と受験情報への詳しさ

弊社では、毎月多くの家庭教師の先生を募集、登録していただいています。今回は、アズネット静岡でプロ家庭教師として活躍されている先生にお話をうかがいました。

指導のテクニックはもちろん、良い家庭教師を見分けるポイントもうかがっていきましょう。

家庭教師を始めたきっかけをお聞かせ下さい

家庭教師を始めたきっかけは、大学の学生課にアルバイトの募集掲示板を見に行って、「英語の家庭教師募集」という求人を発見したことです。

私の出身大学は語学に強いと定評があり、特に英語の家庭教師求人は常に何件かありました。

私は外国語学部の英語学科に所属しており、留学経験もあり、できれば語学を活かしたアルバイトをしたかったのですぐに応募したところ、採用してもらえました。
本採用の前に依頼者(の子供さん)と面談し、1時間だけ無料の授業を行ったところ非常に喜んでもらえました。

私はもともとプロの翻訳者になりたかったので、私にとっても時給が高い家庭教師のアルバイトは非常に有り難かったです。

教えるのが得意な科目と、指導法のテクニック等があれば教えて下さい

私は小学生から高校生まで英語を教えてきました。

全くの英語初心者の小学生には、主に日常生活英会話を中心に授業をし、簡単な挨拶や定型フレーズを覚えてもらいました。
また、アルファベットの発音を繰り返し教えてはAから始まる単語、Bから始まる単語、というふうに語彙を増やすようにしていました。
また、天気や曜日、色、数、動物、食べ物などを中心に身の回りの物を英語で言えるように指導しました。

小学校高学年からは、会話に加えて読み・書きを取り入れて指導していました。
アルファベットが完璧に書けた時点で文法に入り、短い文章の作成ができる+これまでに覚えてきた単語が書けるように指導していました。

学校の教科書がある場合は常に教科書ベースで授業をし、教科書では簡単すぎると感じる生徒の場合は親御さんと相談して参考書と問題集を併用することにしていました。

中学・高校生を教える時は、生徒の最も苦手な部分を抜粋して集中補習するよにしていました。
また、英検を希望する生徒さんは試験対策のために問題集を用意して模擬試験を行いました。

そうした受験対策では、上記にプラスして過去問等もしっかり抑えるようにしました。

家庭教師の仕事で苦労した点、大変だったことはありますか?

一般的に家庭教師を依頼する場合、生徒さんは非常に勉強ができないか、まあまあできるけど親の希望する域に達していないか、どちらかのケースが多いです。

親御さんとしては、とにかく学校の成績を伸ばしてもらいたい、もしくは受験に落ちないようにしてもらいたいかだと思います。

私が教えてきた生徒さんたちは、ほとんどが「英語は得意だけどテストでは80点くらいしか取れずに困っている」方たちでした。
こちらの方が家庭教師にとっては大変ですね。笑

もともと20点、30点しか得点できない生徒さんの場合は単なる勉強不足が原因の場合が多いので、上手く勉強のコツを指導すれば50点~70点くらいまで得点を伸ばすことは容易です。
しかし、すでに高得点を取れている生徒さんの実力をさらに底上げするには抜本的な勉強の見直しが必要で、生徒の苦手な部分をしっかり把握して指導しなければいつまでたっても成績は上がりません。
かつ、家庭教師を依頼している親御さんは学校のテストでの成績の伸びを常に期待しているので、教師の側は気を抜くことができないので大変です。
2~3カ月経っても成績が思うように上がらなければ解雇されてしまうこともあります。

では、家庭教師の仕事でやりがいはありましたか?

家庭教師をしていて嬉しかったのは、生徒さんはもちろんのこと親御さんとも仲良くなれて学校の成績や授業のことだけでなく、いろんな相談をしてもらえたことです。
私はたまたま留学経験があり、留学中に苦労したことや、もっと○○を準備してから留学すればよかった、というようなエピソードを豊富に持ち合わせていたので、将来留学を考えている生徒さんとは特に親しくなれました。
その子は成績が中の上くらいの時から教え始め、高校3年間家庭教師をし、無事に本人の希望していた大学に合格できたのでとても嬉しかったです。

成績も最初の1年はあまり変化がなく、私も常に解雇されるのではないかとドキドキしながら教えていたのですが、中学2年の半ばくらいから徐々にテストで100点に近い点数を取れるようになってきたので私も親御さんも「頑張って続けて良かったね」と感動しました。

よい家庭教師を見分けるポイントがあれば教えて下さい。

家庭教師を選ぶ際にポイントとなるのはやはり先生との相性だと思います。
採用する前に必ず面談し、生徒と気軽にコミュニケーションを取れる相手かどうか見極めることが大切です。
家庭教師は塾と違って自宅に来てくれるので、一対一で何でも気兼ねなく質問できます。
何でも気さくに答えてくれる先生だと授業も楽しいし、授業以外の話題も交えて勉強することが苦にならないような雰囲気を作ってくれる先生が一番だと思います。

高校受験等は試験内容や傾向の変化もありますので、そうした情報を豊富に持っている先生なら受験対策も安心ではないでしょうか。

ありがとうございました。最後に受験生のみなさんへアドバイスをお願いします。

受験生の皆さんは、授業の前にたくさんの過去問や問題集に取り組み、わからない箇所をまとめておくと、限られた授業時間の中で効率よく先生に質問ができます。

また、先生には自分の弱い部分を重点的に補習するような宿題を出してもらうように頼むと良いと思います。

講師プロフィール

R.M
上智大学外国語学部英語学科卒